くすりはこんな風にできているって知ってた?つまらない話かもしれないけど、知っておくと合コンのネタくらいにはなるかも。

今回は真面目にくすりができるまでのお話だよ。いつも真面目だけどね。みんなが普段飲んでるくすりはどうやってできてきたか、あらためて考えてみよう。今日はそんなお話だよ。

STEP.1
基礎研究
くすりの候補を見つける段階。その確率はとても低くて1/20,000とも言われているんだ。
STEP.2
非臨床研究
動物実験の段階。可哀想だけど人間が生き残っていくためには、食べ物と同じように少なからず動物の犠牲が必要なんだ…。まずは動物でそのくすりの効果や安全性を確認するよ。
STEP.3
治験(臨床試験)
ヒトで実際にその効果や安全性を試す段階。この段階は1〜3段階に分かれていて1段階目が入院の必要な「高額バイト」とか「闇バイト・裏バイト」って噂されてる段階だよ。2段階目には少ない数の患者さんに実際に試してもらう。3段階目にはいよいよ大きな人数の患者さんに試してもらってそのくすりの効果を見るんだ。2段階目と3段階目は通常通院だよ。
STEP.4
承認審査
厚生労働省とかいうところに申請して認可してもらう段階。ここで無事に審査がとおったらくすりとしての販売ができるようになる。ここまで実に10年から20年かかると言われているんだ。

参考:製薬協「くすり」ができるまで→

まとめ

どうだったかな?つまんないお話だったかもしれないけど、実際にいま使用されているくすりには、動物の犠牲や多くの治験への協力者・長い期間を経て販売されているって考えると感慨深いものがあるよね。20年前に見つかった物質がいま最新のくすりとして登場する可能性があるんだから。